動物がもつセラピー効果
Return | なにやら小難しい説明ばかりでは困るので、 アニマルセラピーの効果をやんわりと(?)まとめてみたいと思います。 私たちが毎日の社会生活のなかでストレスと感じることは 少なくありません。 なかにはストレスが蓄積されていることにさえ 気付かない人もいます。 そういった人は知らず知らずに精神に異常を きたすことがあります。 例えば、そんな時、動物をペットとして飼っていれば、 家に帰ったときに自分を迎えてくれる動物たちは どんなに心強いでしょう。 動物とのふれあいのなかで、いつの間にか癒されていく、 アニマルセラピーの効果の基本はここにあるのです。 無償の愛を与えてくれる動物たちは、 日常の緊張感や圧迫感また悩み事などから解放してくれます。 また、動物にふれあうということは一つの話題を提供してくれ、 そこから人とのコミュニケーションの扉が一つ開かれる ことにもなり、社会性を取り戻してくれます。 動物への愛情からは、 動物に対しての働きかけが身体的生理的機能の 改善に繋がります。 犬であれば、散歩に連れていくことが生活リズムの 安定をつくってくれたり、 また軽い運動にもなるということです。 動物に触れるということは、 リラックス効果があり、脈拍や血圧の安定にも効果があり、 種々の精神疾患はもちろん痴呆からの回復にも、 ひと役かってくれているのです。 人と動物との関係は、そもそも人類の歴史とともに 築かれてきたものでしょう。 人は人間のなかだけで生きているわけではなく、 当然動物や植物など他の生物との 環境の中で暮らしています。 人がそれらの動物たちを取り込んで生活していくことは 自然であり、他の生物と関わりをもたずに生きている動物なんて この地球上には存在しません。 ペットブームといわれる今日、 犬や猫のみならず、本当にさまざまな動物がペットの 対象となっています。 それは、今日のストレス社会を表すと同時に、 動物とのふれあいのなかで生まれる癒しの効果が 認知されていることを示しています。 ペットは多くの家庭において単なる物や家畜といった 観念ではなく、人間と相互依存できる重要な家族の 一員として捉えられています。 その動物のもつ個性や生命の大切さを学ぶことは 健全な心を育みます。 そしてその過程で精神的な安定感ややすらぎを 感じることによって、病気からの早期回復、自殺者の減少、 また子どもたちのいじめや一人暮らしの高齢者の孤独死を 防止する効果があるといわれ、様々な取り組みや研究からも これは実証されています。 |
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