アニマルセラピーの歴史
Return | アニマルセラピーを代表する療法の一つ「乗馬療法」ですが、 紀元前400年頃に記されたギリシャの文献資料によると、 戦争で負傷した兵士を乗馬させて治療したという 趣旨の記述がみつかっています。 これが最も古いアニマルセラピーの歴史だとされています。 また、1875年頃パリでは 乗馬が神経麻痺の患者の回復に有効であることが 発見されています。 1950年代に入り、 障害者の療法としてヨーロッパを中心に世界的に広がっていきました。 日本においては、1970年代に入り初めてドイツから紹介され、 1980年代から本格的にリハビリの治療として 乗馬療法が採り入れられるようになりました。 1998年には乗馬療法のインストラクター養成学校が開校されました。 近代的なアニマルセラピーが日本に紹介されたのは 比較的ここ最近ということもあり、 まだ未成熟な部分があることは否めません。 それでも現在は、帝京科学大学にアニマルサイエンス学科があり アニマルセラピーコースのカリキュラムも組まれています。 これからのさらなる知識の普及に期待したいところです。 ●帝京科学大学 アニマルセラピーコースのHP http://www.ntu.ac.jp/dept/aml/aml_a11.html |
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